Eternal:チャリスコントロールはいいぞ

Eternalの話。

Chalice Control

Crystalline Chalice(以下チャリス)を用いる青緑白(Primal-Justice-Time)のコントロールデッキ。

チャリスは4TPPのレア・レリック。 毎ターン一回、2マナ払い、atk2以下のユニット一体を選んでexhaustさせることをコストに、exhaustさせたユニットに+2/+2の強化をしてカードを一枚引く。

マナが十分出るなら、毎ターン2ドローしつつ盤面を強化できる素敵なカードで、このカードを最大限活用するためにatk2以下のユニットでデッキを固めている。 レリックウェポンに対しては、exhaustしたユニットでも身を守れるので、レリックウェポンをメインに使うデッキに対してはそれなりに戦いやすい。 ドロー力はエターナルのデッキでも随一で、回復カードや除去を用いて粘り腰の戦いができる。大会ではあまり振るわなさそうだがラダーでは致命的に無理な相手がそれほどいないのでストレスフリー。

核になるチャリスがレアだし、まぁさすがに全体除去のHarsh Ruleは4枚必須だが、そのレア8枚が作れてしまえば他は何でもまぁデッキの形にはなるので、比較的安めで初心者脱却くらいの人にはオススメ

デッキリスト

3 Seek Power (Set1 #408) 4 Desert Marshal (Set1 #332) 1 Eilyn’s Favor (Set0 #24) 4 Kothon, the Far-Watcher (Set2 #218) 4 Temple Scribe (Set1 #502) 4 Amber Acolyte (Set1 #93) 4 Combrei Healer (Set1 #333) 3 Eilyn’s Choice (Set2 #220) 1 Scorpion Wasp (Set1 #96) 4 Wisdom of the Elders (Set1 #218) 3 Archive Curator (Set2 #50) 4 Crystalline Chalice (Set1 #359) 2 The Great Parliament (Set1 #338) 4 Harsh Rule (Set1 #172) 2 Lumen Defender (Set1 #115) 3 Channel the Tempest (Set1 #244) 4 Time Sigil (Set1 #63) 3 Justice Sigil (Set1 #126) 4 Primal Sigil (Set1 #187) 1 Combrei Banner (Set1 #424) 4 Seat of Progress (Set0 #58) 1 Elysian Banner (Set1 #421) 4 Seat of Wisdom (Set0 #63) 4 Seat of Order (Set0 #51)

今使ってるリスト。まぁこのリストはレジェをゴリゴリ使っているが…

リプレイスメント

  • 4 Kothon, the Far-Watcher 2PJのレジェ。2/3警戒に6マナ払って自身に飛行を付与しつつ4/4飛行を持ってくるのはめっちゃ強く、まぁこのデッキをメインにするなら真っ先に目指したい。チャリスでexhaustさせても警戒の効力で直後のターンでブロッカーになれるのもポイント。

なければ青のBorderlands Waykeeperあたりが入れ替え候補だろうか。Storm Lynxもプレイアブルだがそこまで欲しくはない

  • 2 The Great Parliament (Set1 #338)
  • 3 Channel the Tempest (Set1 #244) この辺はフィニッシャー枠。このほかのカードは小さいユニットと除去ばかりなので、一枚で決め手になるこの手のカードはあると嬉しい、がデッキの一貫性としては別に不要なので、最悪なくてもいい枠。 4枚に満たないようなカードたち(Archive CuratorやScorpion Wasp)を補うなどすればいいと思う。

あるいは、足回りを強化するタイプのカード、例えばWaystone Infuser(Timeの5マナ、デッキのPowerにWarpを付与)とかが入ってたりもするし、色が合えばお気に入りのレジェを入れてもいい。 引けているなら例えばSword of the Sky KingやShelterwing Riderやなんやもいいと思う。ただしAtk3以上のユニットは入れすぎ注意。 あるいは4/4/1のレリックウェポンもOK。

こんなものよりKothonが大事。

The Great Parliamentはどうせパワーカードなのでおいおい他の白緑系デッキを作る時に欲しくなるかもしれないが、このデッキのために作るほどではない。Channel of the Tempestは3ドローになるので、チャリスが引けてない時にチャリスを引きに行くなどに使えるので、あると嬉しいと思う。

プレイ&マリガン

豊富な回復持ちユニットや除去で序盤をしのぎ、膠着させてチャリスでドローモードに入れば勝つ。

マリガンは動けるマナベースがあればキープ。マナが2色しか出ないハンドで3色めのカードが手札にあるような明らかに動きが悪そうなハンドはマリガンしておこう。土地1キープはやめとけ。 2マナ・3マナのユニットがあるといいし、アグロにはブロッカーなしではあまり耐え切れないので、重すぎるハンドもマリガンしたほうがいい。試しながらつかもう 8枚の土地サーチがあるのでそれなりにマリガンは楽。

基本的に各色2個以上のinfluenceが出ていて欲しい。2個目を要求するカード次第でうまく土地サーチを工面したい

  • 青2個目はドローソースを唱えるのに必要。3マナ2ドローWisdom of the Eldersや4マナチャリスを出すには青2が必要。手札の整理ができなかったりするので
  • 緑2個目は全体除去のHarsh Rule。アグロなどには生命線になるので必ず出し切っておきたい。
  • 白2個目はこのデッキではTemple Scribeのみが要求する。2マナ1/1なので早く欲しい時もあるが、こいつを引いていなければ急いで2個目の白マナは不要だったりするので臨機応変に。

なおChannel of the Tempestを用いる場合は8マナで青4個を要求するので注意。意識して集めないと足りないことも多いので各色2個ずつ揃ったなら青を集めまくろう。 序盤は弱点なので土地の出し順などは慎重に考えたい。

土地がうまく出てしまってブロッカーも並んでしまえばあとはどうとでもなるので頑張ろう。

  • チャリスのためにユニットを一枚手札にキープ、は対アグロにはダメ
  • 打ち消し(Eilyn’s Favor)などインスタントスピードの動きが多めなので、マナを使い切らず我慢して「マナを立たせておく」のも大事。
  • プランニングはちゃんとしよう。コントロールなので。ミラーならデッキ切れまで行くことも稀にある
  • 粘ってれば勝つので勝ち急ぐ必要はそれほどない。

まとめ

レジェまみれデッキと比べれば比較的安めに組めるのでオススメ。引きまくって圧し潰すのは楽しいよ